皆さんこんにちは。野生生物ゼミ担当です。
現在、野生生物ゼミの学生達は、卒業研究のためのデータ収集に大忙し。
今日は、そんな中で見つかった「六甲アイランド(以下「六アイ」)の昆虫達」を紹介します。
これは先日発見したツマグロキチョウです。
実は環境省のレッドリスト掲載種(絶滅危惧ⅠB類)で、とても珍しいチョウです。
このチョウは成虫で越冬するのですが、秋は越冬地を求めて広範囲に移動するため、六アイにたまたま立ち寄ったのかもしれません。
これはオオキンカメムシ。カラフルな色が特徴です。
冬は海岸林に移動して集団になるそうです。もし六アイで集団を見つけたら、またブログで紹介したいと思います。
これはチョウセンカマキリ。
実は卒業研究で学生が必死に探しているのはカマキリの仲間です。
何のために探しているのかは・・・卒業研究発表が終わってから、またご紹介したいと思います。
ハラビロカマキリも見つかりました。
このカマキリは街路樹など、木に止まっていることが多いです。
上の写真の個体は、クヌギの葉の上に止まっていました。
これはカマキリの天敵、ハリガネムシに寄生されていないかのチェックをしているところです。
この個体は幸いにも寄生されていませんでした。
寄生されていたら、針金のような類線形動物が出現します。
秋も深まってきている今日この頃ですが、六アイではまだまだ色々な昆虫たちが見られます。
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