本校で飼育していた、ケープペンギンの「ユメ」が、4月20日の朝亡くなりました。
ユメは、姉である「クルミ」と共に本校へ迎え入れられて以来、10年以上にわたる長い間、学生たちに学びを与えてくれ、また多くの方々に愛されてきました。初めての場所に行った時はクルミの後ろに隠れてしまうことが多かったものの、慣れた場所や好きなことを前にしたときには進んで行動する活発さがありました。クルミには甘やかされており、クルミお姉ちゃんのことが大好きな可愛い妹でした。

調子を崩したのは2024年2月中旬頃で、食欲不振による体重減少や咳をする行動が見られるようになり、複数の動物病院へ相談し何度か診察を受けている状況でした。しかし、なかなか不調の要因は明らかとならず、亡くなる1週間ほど前からは極度の食欲不振に陥っていました。そんな中でも学生たちからの懸命なケアを受け、一時は回復の兆しが見える場面もありましたが、2024年4月20日の早朝、息を引き取っている姿が発見されました。前日には動物病院で血液検査を受け、明確な異常が検出されなかった中での急逝となりました。遺体は、学生らの学習のために正確な死因を推定すること、また世界で飼育されるペンギンたちの健康を守るための情報が得られることを願って、研究機関へと献体し解剖や病理検査を行っていただくこととしました。
今後は、1羽になったクルミが1日でも長く健康に過ごしてくれることを願い、今までにも増して健康管理をしっかりと行って参ります。また、クルミのメンタルケアのため、教員や学生の見守りの目を欠かすことのないよう注意を払ってまいります。
今までユメを可愛がってくださった在校生、卒業生をはじめとしたすべての皆様へ、心より御礼申し上げます。また、今後とも、クルミをはじめ本校の動物たちの応援をいただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
